ボカロとか東方とかWJとかが好きなかんりにんの、夢とか日々とか妄想とかが詰まった小さな部屋。
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できたぞーっ!しょうせつ第…何個目だ?わすれたけど、許してください。
えっと、これからは今回のやつみたいに、長さを重視しないタイプで行こうと思います。飽き症の私への最善の策…。まぁ、長さもその時の気分ということでおねがいしまーす。
現在日本時刻で午前6:23。
何があるわけでもないのに早く起きすぎた。なんでこう、なんにもない時に限ってこんな早いんだろ。最悪。
とりあえず喉が渇いたので、何か飲みにリビングへ行くことにする。まだ眠気が抜けない身体を起こして部屋を出た。朝早いからか、家中しん、と静まり返っていた。いつものにぎやかな風景からは想像できないような空気に少し驚きながら、リビングの戸を開けた。あまりにも静寂なその部屋で、一挙一動についてくる物音になぜかびくびくしながら当初の目的を達成させる。冷蔵庫から冷えた麦茶を持ってきて、コップと一緒にテーブルの上に置く。椅子に腰かけてからそれをコップに注いで、数回に分けて喉に通してから息をついた。そこで私ははじめて、今いるこの部屋を見渡すという動作をした。リビングに誰もいない、なんて光景は、うちではけっこーめずらしいかもしんない。もっと遅い朝ならリンがテーブルに突っ伏してまどろんでるし、お昼時ならお腹空かせたレンがいてるし。私だって、暇なときはたいていここにいるし。…ふつう、ご飯の時とおやつの時間以外に本来なら役目のないこの部屋に、四六時中誰かがいてる方が珍しいか。……あ。ちがう。ここリビングじゃない。
「…ダイニングキッチン…だっけ?」
そんな呟きに答えてくれる人なんてもちろんいるはずもなく。まあ、返事されたらされたで怖いけど。
視界の隅で眩しいものが見えた。閉ざされたカーテンの隙間から、朝日が一筋差し込んでいる。そういえば、電気つけてなかったっけ。んー。なんにも見えないぐらいってわけじゃないし、いっか。正直めんどくさい。
……今何人いるんだろ。お姉ちゃんでしょ?お兄ちゃん…は友だちの家にお泊りか。っていうか、お兄ちゃんに友だちなんて…。あとルカと、双子はラジオ体操しに行ってるんだっけ?たしか開始時間は…。もうなんでもいいや。どうせ観に行くわけでもないし。
指折り数えるのをやめて、テーブルの上に頭を乗せた。くっつけた額を通してテーブルの冷たさが伝わってくる。スリッパ履いてくるのを忘れたせいで、足もそろそろ冷えてきた。無意識のうちに上腕をさすってたことに気がついて、部屋に戻ろうと思った。朝食にするにはちょっと早いし、なによりも眠たい。頭を上げると、一瞬視界がくらっと傾いた。うおっ、と思わず感嘆の声が漏れる。びっくりした。今のをめまいっていうのか。そんなことを考えながら、夢現みたいな感覚の中でゆっくりと立ち上がった。
ただ立ちあがっただけなのに、足元は安定しない。部屋を出ようと歩くにも、倒れてしまうんじゃないかと本気で思うぐらいにふらふらする。物の輪郭もいちいち明瞭としない。なんかだるいし、もしかしなくともこれは異常だ。風邪でも引いたかなぁ。あーやだなあ。この時期に風邪ひくなんて。季節の変わり目っていうし…。でも、咳が出てるわけでもないから違うかも。っていうか、ちがいますように。
一階と二階をつなぐ木段を、転ばないように手すりを掴んで登っていく。一歩踏み出そうとする度によろめいて、その都度おどおどしながら一階との境界線を越えた。
(あとは部屋まで歩くだけ…)
よろけながら、でも確かに歩いていく。早くベッドに入りたい。ベッドに入って、そして早く寝たい。寝て、次起きるのはお昼でもいいよ。むしろ大歓迎。とにかくこの異常状態から抜け出したくて、目の前に現れた木製のドアを開けた。
金具の軋む音が心なしか小さかったような。あと、部屋の中も。内装が全体的に違う気がする。小物も少ないし、テーブルの位置もおかしい。タンスだって。いくら薄暗いからといっても、まちがえないよね…?
心の奥の方で湧いてきた違和感をすべて気のせいにして、本来あるべきポジションにはないベッドの方へ。…絨毯の踏み心地も違う。なんだろ。私がおかしいのかな…?ふらふらとベッドの側まで来て、そこで私はただ立ちつくすことしかできなくなってしまった。掛け布団のカバーも違う。…っていうか、なんで、
……ルカがいるの?
一気に頭はパンク状態。イマイチどころじゃない。全然理解できない。私の部屋に、なんでルカが、しかもきっちり布団の中に収まってるの?寝てるし。ごしごしと目をこすってみても、そこで寝てるのは間違いなくルカだった。桜色の髪って、ルカしかいないし。
あれ、なんで…?もう一回、許容量超えすぎてパ二クってる頭で今の状況を理解しようと試みる。お茶飲んで、階段登って、廊下歩いて、私の部屋の戸を開け…た?で、ルカがいた?や、ちがうちがう。おかしい。昨日はルカと寝てないし…。じゃあ、もっと違うこと?んー…。
ふと、ルカの枕元のそれに目がついた。これは確か…、私がルカの誕生日にあげた…はちゅね?…れ?てことは…ここ…、ルカの部屋……?
もしここがルカの部屋なら、ここに至るまでに感じたすべての違和感に合点がいく。だって、私の部屋じゃないんだから。そりゃ違うと思うよね。でも…なんで私、この部屋に…。あ、私の部屋、1コ手前か。てことは、通りすぎちゃった…?で、まちがえて入ったのがここ、か。あーなんだ。そんなことか。
思ったよりかんたんな解に手間取りすぎた頭の中は、寝たい気持ちでいっぱいだった。無駄に頭を使ったし、そもそも瞼が重すぎる。半分開けるのが精一杯。思考回路が徐々に閉じていくのがわかる。立っているのもしんどい。そこで私は、桜色が寝ているベッドの中へお邪魔することにした。。誰に何を言われても、もう限界。それに彼女は私のだし、特に問題は…ないならないで寂しいかも。丁度ルカが寝返りを打ってくれたので、私が入るぐらいのスペースは空いていた。起こさないようになるべく静かに布団の中に潜り込んで、掛け布団に肩まで沈めた。
外が寒かったのか中があったかいのかはわからないけど、とにかく布団の中は温かい。ルカの温度を感じてるのかと思うと、少しうれしくなった。うれしくなったついでに、ルカを抱きしめてみようかな。とりあえず体を彼女の方に向けた。あいにく背中を向いていたけど、この際なんでもいいや。あくまでも起こさないように。起こさないようにそっと、まるで割れものを扱うかのように、その細いおなかに腕を回した。それからおそるおそる腕に力を入れて、体と体を密着させた。パジャマ越しにルカの温度が伝わってくる。規則正しい呼吸の度に微かに動く体は、びっくりするぐらい柔らかい。ルカは心配になるほど細いから、もっとこつこつしてるかと思ってた。髪はいいにおいがする。同じシャンプー使ってるから、私も同じにおいなのかな…?無意識のうちに指先でいじってたなめらかで気持ちいいそれは、私のとはいろいろ違う気がした。だってだって、こんなさらっさらしてないし、くしいれたらたまに引っかかるし。…思えばルカって、うらやましい体してるよね…。ウエストありえないぐらい細いくせに胸はおっきいし、肌白すぎるしおまけにすべすべしてるし…、顔も整ってるし。体だけじゃなくって、ルカは声も綺麗だ。ロックな歌もバラード調のも、どんな歌でもあのハスキーボイスを生かして歌い上げる。いつも喋ってる時とは違う、思わず身震いしてしまうぐらいにかっこいいその歌声を聴いてるとうっとりする。それでこの前お姉ちゃんに「すごい顔してるわよ」って言われたっけ。
そんなことを考えているうちに、睡魔が再び私を誘いにきた。
「…おやすみ」
大人しく目を閉じたら、意識がどこかへ行くのは早かった。
何があるわけでもないのに早く起きすぎた。なんでこう、なんにもない時に限ってこんな早いんだろ。最悪。
とりあえず喉が渇いたので、何か飲みにリビングへ行くことにする。まだ眠気が抜けない身体を起こして部屋を出た。朝早いからか、家中しん、と静まり返っていた。いつものにぎやかな風景からは想像できないような空気に少し驚きながら、リビングの戸を開けた。あまりにも静寂なその部屋で、一挙一動についてくる物音になぜかびくびくしながら当初の目的を達成させる。冷蔵庫から冷えた麦茶を持ってきて、コップと一緒にテーブルの上に置く。椅子に腰かけてからそれをコップに注いで、数回に分けて喉に通してから息をついた。そこで私ははじめて、今いるこの部屋を見渡すという動作をした。リビングに誰もいない、なんて光景は、うちではけっこーめずらしいかもしんない。もっと遅い朝ならリンがテーブルに突っ伏してまどろんでるし、お昼時ならお腹空かせたレンがいてるし。私だって、暇なときはたいていここにいるし。…ふつう、ご飯の時とおやつの時間以外に本来なら役目のないこの部屋に、四六時中誰かがいてる方が珍しいか。……あ。ちがう。ここリビングじゃない。
「…ダイニングキッチン…だっけ?」
そんな呟きに答えてくれる人なんてもちろんいるはずもなく。まあ、返事されたらされたで怖いけど。
視界の隅で眩しいものが見えた。閉ざされたカーテンの隙間から、朝日が一筋差し込んでいる。そういえば、電気つけてなかったっけ。んー。なんにも見えないぐらいってわけじゃないし、いっか。正直めんどくさい。
……今何人いるんだろ。お姉ちゃんでしょ?お兄ちゃん…は友だちの家にお泊りか。っていうか、お兄ちゃんに友だちなんて…。あとルカと、双子はラジオ体操しに行ってるんだっけ?たしか開始時間は…。もうなんでもいいや。どうせ観に行くわけでもないし。
指折り数えるのをやめて、テーブルの上に頭を乗せた。くっつけた額を通してテーブルの冷たさが伝わってくる。スリッパ履いてくるのを忘れたせいで、足もそろそろ冷えてきた。無意識のうちに上腕をさすってたことに気がついて、部屋に戻ろうと思った。朝食にするにはちょっと早いし、なによりも眠たい。頭を上げると、一瞬視界がくらっと傾いた。うおっ、と思わず感嘆の声が漏れる。びっくりした。今のをめまいっていうのか。そんなことを考えながら、夢現みたいな感覚の中でゆっくりと立ち上がった。
ただ立ちあがっただけなのに、足元は安定しない。部屋を出ようと歩くにも、倒れてしまうんじゃないかと本気で思うぐらいにふらふらする。物の輪郭もいちいち明瞭としない。なんかだるいし、もしかしなくともこれは異常だ。風邪でも引いたかなぁ。あーやだなあ。この時期に風邪ひくなんて。季節の変わり目っていうし…。でも、咳が出てるわけでもないから違うかも。っていうか、ちがいますように。
一階と二階をつなぐ木段を、転ばないように手すりを掴んで登っていく。一歩踏み出そうとする度によろめいて、その都度おどおどしながら一階との境界線を越えた。
(あとは部屋まで歩くだけ…)
よろけながら、でも確かに歩いていく。早くベッドに入りたい。ベッドに入って、そして早く寝たい。寝て、次起きるのはお昼でもいいよ。むしろ大歓迎。とにかくこの異常状態から抜け出したくて、目の前に現れた木製のドアを開けた。
金具の軋む音が心なしか小さかったような。あと、部屋の中も。内装が全体的に違う気がする。小物も少ないし、テーブルの位置もおかしい。タンスだって。いくら薄暗いからといっても、まちがえないよね…?
心の奥の方で湧いてきた違和感をすべて気のせいにして、本来あるべきポジションにはないベッドの方へ。…絨毯の踏み心地も違う。なんだろ。私がおかしいのかな…?ふらふらとベッドの側まで来て、そこで私はただ立ちつくすことしかできなくなってしまった。掛け布団のカバーも違う。…っていうか、なんで、
……ルカがいるの?
一気に頭はパンク状態。イマイチどころじゃない。全然理解できない。私の部屋に、なんでルカが、しかもきっちり布団の中に収まってるの?寝てるし。ごしごしと目をこすってみても、そこで寝てるのは間違いなくルカだった。桜色の髪って、ルカしかいないし。
あれ、なんで…?もう一回、許容量超えすぎてパ二クってる頭で今の状況を理解しようと試みる。お茶飲んで、階段登って、廊下歩いて、私の部屋の戸を開け…た?で、ルカがいた?や、ちがうちがう。おかしい。昨日はルカと寝てないし…。じゃあ、もっと違うこと?んー…。
ふと、ルカの枕元のそれに目がついた。これは確か…、私がルカの誕生日にあげた…はちゅね?…れ?てことは…ここ…、ルカの部屋……?
もしここがルカの部屋なら、ここに至るまでに感じたすべての違和感に合点がいく。だって、私の部屋じゃないんだから。そりゃ違うと思うよね。でも…なんで私、この部屋に…。あ、私の部屋、1コ手前か。てことは、通りすぎちゃった…?で、まちがえて入ったのがここ、か。あーなんだ。そんなことか。
思ったよりかんたんな解に手間取りすぎた頭の中は、寝たい気持ちでいっぱいだった。無駄に頭を使ったし、そもそも瞼が重すぎる。半分開けるのが精一杯。思考回路が徐々に閉じていくのがわかる。立っているのもしんどい。そこで私は、桜色が寝ているベッドの中へお邪魔することにした。。誰に何を言われても、もう限界。それに彼女は私のだし、特に問題は…ないならないで寂しいかも。丁度ルカが寝返りを打ってくれたので、私が入るぐらいのスペースは空いていた。起こさないようになるべく静かに布団の中に潜り込んで、掛け布団に肩まで沈めた。
外が寒かったのか中があったかいのかはわからないけど、とにかく布団の中は温かい。ルカの温度を感じてるのかと思うと、少しうれしくなった。うれしくなったついでに、ルカを抱きしめてみようかな。とりあえず体を彼女の方に向けた。あいにく背中を向いていたけど、この際なんでもいいや。あくまでも起こさないように。起こさないようにそっと、まるで割れものを扱うかのように、その細いおなかに腕を回した。それからおそるおそる腕に力を入れて、体と体を密着させた。パジャマ越しにルカの温度が伝わってくる。規則正しい呼吸の度に微かに動く体は、びっくりするぐらい柔らかい。ルカは心配になるほど細いから、もっとこつこつしてるかと思ってた。髪はいいにおいがする。同じシャンプー使ってるから、私も同じにおいなのかな…?無意識のうちに指先でいじってたなめらかで気持ちいいそれは、私のとはいろいろ違う気がした。だってだって、こんなさらっさらしてないし、くしいれたらたまに引っかかるし。…思えばルカって、うらやましい体してるよね…。ウエストありえないぐらい細いくせに胸はおっきいし、肌白すぎるしおまけにすべすべしてるし…、顔も整ってるし。体だけじゃなくって、ルカは声も綺麗だ。ロックな歌もバラード調のも、どんな歌でもあのハスキーボイスを生かして歌い上げる。いつも喋ってる時とは違う、思わず身震いしてしまうぐらいにかっこいいその歌声を聴いてるとうっとりする。それでこの前お姉ちゃんに「すごい顔してるわよ」って言われたっけ。
そんなことを考えているうちに、睡魔が再び私を誘いにきた。
「…おやすみ」
大人しく目を閉じたら、意識がどこかへ行くのは早かった。
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