ボカロとか東方とかWJとかが好きなかんりにんの、夢とか日々とか妄想とかが詰まった小さな部屋。
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ちょっと終末感の漂うミクルカ。
なかなか短いミクルカ。
いつもと違う感じの文章?
まあよーするに、
ここに書くことがないんだよ(ドーン
「あれ?ミクちゃん、おはよう」
おはよう、か。
一体それは、いつ以来のおはようなのかな。
それでも、きみとふたりで。
「…こんにちは?」
私がそう言うと、ルカはワケわからなさそうに時計を見て、驚きの声を漏らす。
「もうこんな時間?!やだ、寝すぎ…。」
そうだよ。もうお昼だよ。
ついでに言うと、お久しぶり。
さて、今日はいつまで起きてられるんだろーね。
5時間?3時間??それともあと30分??もしかしたら、1分で止まるかもね?
んで、次はきっと1か月は起きないんでしょ?
「…何か食べる?」
それはもう、この子には必要のないものだけど、本人は要ると思ってる。
だってこの子の時計はズレてるもん。
何十年も昔の記憶を引っ張り出して、それを頼りに動いてるんだから、そりゃズレるよね。
せめてもう少し最近の記憶があれば、私はこの子をちゃんと眠らせてあげられるのに。
この子は“知らない”から、私がしたいコトをしようとすると本気で拒んでくる。
ズレてるから。
だから私はいつまでもココにいなくちゃいけない。
なによりも、ルカのために。
お腹がすいてるらしいルカに食事を作る。
あんまり作ったって意味ないし、トーストでも焼いてあげることにする。
上にスクランブルエッグでも乗っけとけば、それだけできっとルカは満足するだろう。
視覚的には。
味覚はもう効かない、と思う。
下手したら視力も7割ぐらいは落ちたんじゃないかな。
けれど頭の中には、綺麗に見えてた頃の映像しかないんだよね。
綺麗に聴こえてた頃の音声しか、ないんだよね。
正直笑っちゃうよ。
私にはこんなに寂れたモノしか見えないのにさ。
あんなにきれいだった頃のことなんて、もう全然覚えてないのに。
「ルカ、トーストでいい……あーあぁ。もう止まっちゃったの……?」
椅子に姿勢よく座ったまま、ルカの瞳は色を伏せている。
青でも黒でも、ましてや白でもない。
透明の、透き通ったビー玉みたいな瞳。
そこから生気なんて感じられるはずがない。
ルカは“止まった”の。
次に色を取り戻す時にルカは決まって「おはよう」を言うから、ルカにとったら“寝てる”のと一緒なのかも。
すごく、懐かしい響き。
私はあの時から一分も寝てないんだよ?
ルカが誰かに狙われたらいけないから。
私はルカのために起きてるのに、ルカはだれのために寝てるの?
私?
マスター?
それとも他の仲間?
ちがうよね。
ルカはルカのために、寝てるんだよね。
なら、そんなボロボロになってまで生きようとするのも、自分のため?
…ちがう、かな。
だれのためでもない、よね。
ただ、生かされてるだけだよね。
もう生きる力なんてほとんど残ってないのに、プログラムがやめることを許さないんだよね。
……ごねんね。
本当は眠らせてあげたいのに、
解放してあげたいのに、
私にはそこまでの力がないからムリなんだよ。
エラーを起した障壁が、私の進入を許してくれないから。
もし壁を壊しちゃえば、ルカの体まで壊れてしまうかもしれないから。
私が、臆病だから。
おかしいよね。
今の状況をどうにかしたいと願ってるのに、何一つ行動に移さない。
今の時点でもうルカはぐちゃぐちゃなのに、それをもっと傷つけることを恐れてる。
ほっといたって、ルカはもうすぐ、壊れちゃうのに、ね。
ひょっとしたら私は、自分の手でルカを壊しちゃうことが怖いのかも。
好きになったものは、原型が歪み切るまで、ずっと好きでいたいの。
それを人為的に壊すのはヤダ。
あ、私人じゃないから、人為的っていうのはおかしいか。
アンドロイド的?
とにかく私は、私の中の時が流れ続ける限り、きみといっしょにいることにしたの。
きみが壊れて、動かなくなるまで、私はずっと、きみのそばにいるよ。
(次はいつ起きるのかなあ…?)
――――――――――
歪むとか使っちゃうと、なんかヤンデレっぽい…。
こんなカンジの、会話文的なカンジで文章書くの好きです^^
硬い文章もいいと思うんですけど、個人的に
